一般的には「不具合の事象について現地調査の結果をまとめた報告書」を指します。
まず当社では、漏水事象が発生した個所を「漏水確認箇所」を建築物の構造面等から以下の通
り
①「雨水」によるものか?
②「配管などの液体」によるものか?
③「結露水」によるものか?
④それ以外によるものか?
などの区分を行い、それぞれの可能性について検討をします。
必要に応じて再現実験も行います。
次に、実際に浸入したであろう箇所の特定を行います。必要に応じて再現実験や特殊な検査方
法も行います。
これにより漏水メカニズムはある程度推測できますが、原因や浸入箇所が1か所ではない場合もあります。
つまり、調査と言ってもかなり専門的な知識と経験が必要であり、これは防水などの専門業を
日雇い職人時代から監理者までを30年以上行ってきた当社代表でしかできない「豊かな経験」
があって成立している技術です。
しかし、よほどの希望が無い限り同時に必要以上の調査はしません。なぜなら、たとえば浸入
箇所が複数個所あっても「全面防水がベスト」という判断がされれば、それ以上は無意味だから
です。
そのサジ加減も、当社代表の最も得意とするところです。